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分析飼料のサンプリング方法と、真度・精度

◎下記試験内容で宜しければ、分析を承ります。
1、飼料(ペットフード、エコフィード、食品など)の分析を承ります。→ 分析依頼書  PDF版→分析依頼書T一般成分
2、デタージェント繊維分析の場合は→ 分析依頼書2
  PDF版→分析依頼書U総繊維分析
◎依頼の方法は?→成分分析

---分析試料を発送する前にご留意いただきたいこと---

1、飼料のサンプリング方法

 現場で作成した飼料から、分析に使うサンプルを集める事(サンプリング)は、精度の高い分析値を求める上で重要です。

A、作成した飼料全体から、上・中・下、左・中央・右など、色々な各点より少量づつ(出来るだけ均一量で)ビニール等に入れる。
B、ビニール等に各所から集まった多量のサンプルを良く混ぜた上、分析に必要な100g程度を抜き取る。
C、分析試料から水分の蒸散を防ぎ(ビニール袋で完全密閉)、変質(特に夏場で、発酵が進むものなど)が起きるようなら、
出来るだけ冷蔵で送ります。理由:分析は全てが重量法であり、水分の値が変われば全ての分析値に影響してしまいます。

2、飼料以外でのサンプリングと発送の留意点

・輸入原料やペットフード製品などの量に制限がある場合は、100gを目安に上記Cをご留意して発送して下さい。
・食品類は数点を合計して100g程度を、出来るだけ分析に必要な可食部のみで発送下さい。
・これらの固形物のまま発送頂いても構いませんが、特に堅い固形物など粉砕機を使用して均一化を図る場合には、
別途粉砕料金が発生します。


---弊社で分析前に留意していること---

3、粉砕処理の重要性

・粉砕による均一化を図らない場合、どうしても下図(概念図)のように分析値に偏りが生じてしまいます。

ア)お預かりした試料はトウモロコシ、精白米、マイロの三種混合物でした。
       飼料混在概念図
         @お預かりしたままの試料
イ)粗蛋白質を分析するのに、2か所(AとB)を重量測定用に抜き出したとします。
 飼料混在 拡大1 飼料 拡大2
  Aトウモロコシが多い   Bトウモロコシが少ない
ウ)すると、AとBでは偏りが生じ、そのまま粗蛋白質の分析を行っても、当然結果はバラツキます。
 飼料 粉砕処理
 C粉砕処理を行い、全部を細かくする
エ)そこで粉砕処理機を使用することで三種混合の試料は、どこを分析に用いても均一となります。
オ)仮に三種混合物ではない一種類のトウモロコシの分析であっても、同様な現象が起きているために粉砕が必要ですし、
付け加えて粗脂肪の分析を的確に行うには、堅い外皮のあるトウモロコシ内部の脂肪分が十分に測定でき無い事になります。

・粉砕機による粉砕が不要なものとして、機械的に均一化され製品化したペレット状や、粉砕できないペットフードなどは、こちらで簡単に細かくしてから分析試料とします。また軟らかい固形物はフードプロセッサーにて粉砕・撹拌します。
→これらの場合には、別途粉砕料金は不要です。

4、分析の誤差について

・分析対象の成分が水溶液により均一化している水の分析とは違い、水溶液ではない試料は不均一であると考えております。
(水溶液に比べれば、上記Cの粉砕処理を行ってもまだ不均一と考えられ、飼料・食品分析の前処理としては限界がある)
・そこで弊社は日々以下の点に留意し、誤差の少ない分析値を目指しております。

D、各々の分析機器に対しては、共通試料を用いてバリデーションを行っております(真度の確認と精度の追究)。
E、1成分の分析に対し、測定を最低2つ行って平均を求めています。また誤差が大きい場合には再分析をして求めます。
F、粉砕処理による大きな水分減少があった場合には、原物換算で補正しております。
G、動物性試料では5成分のトータルが100%を若干超える事があり、その場合には按分計算でご報告しております。

5、分析の真度・精度について


・分析の測定には誤差がつきものなのですが、真度を確認し、精度を追究することで分析値を報告しています。
・共通試料とは、全国数十か所の分析機関が、各々の分析機器を用いて共通した一つの試料を分析することです。
これにより分析機器が各々あっても、集計して求められた平均値が、共通試料の真の分析値に近いと考えられます。
→真度の確認
・バリデーションとは、一つの分析機器でも測定時間や測定温度などにより分析値に違いが生じてきます。
そこで時間や温度などの条件を色々変えて測定値を記録し、最適な条件を設定します。
→精度の追及
・真度と精度の概念図(分析値を、的にささる矢を例に説明します)
真度良好 精度良好 真度良好 精度不良 真度不良 精度良好 真度不良 精度不良
@中心に矢が集合     A中心に矢が散在     B中心ではない所に集合  C中心ではない所に散在

これらを真度と精度で説明すると、
@真度良好、精度良好  A真度良好、精度不良   B真度不良、精度良好   C真度不良、精度不良

・この様に分析業務に携わる者は常に機器類を正常に管理し、より正確な分析値の報告に努力しています。

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ご一読有難うございました。またご不明な点などありましたらご連絡下さい。電話044-589-8541 分析担当:石井まで


●分析をお願いする→一般成分の分析は 分析依頼書PDF版→分析依頼書T一般成分
デタージェント繊維分析は→分析依頼書2  PDF版2→分析依頼書U総繊維分析
ダウンロード後、サンプル名、項目、ご担当者名、FAX番号等をご記入の上FAX願います。
●分析方法を打ち合わせる→FAX 必要事項をご記入の上FAX下さい。

※1.分析に必要な試薬等の値上がりから、毎年4月に分析料金の改定(又は据え置き)があります。
※2.分析方法の基本的な流れに変更はありませんが、バリデーションデーターより予告無く変更される場合があります。