HOME観賞魚商材>観賞魚の病気治療FAQ

    【病気の事から、スーサンエースの取扱いまで、お客様からの質問を纏めております。】

観賞魚の病気について

Q1、白点病とはどんな病気?
Q2、白点病という虫について教えて下さい。
Q3、白点病の治療で、薬が効いていないようだが?
Q4、尾ぐされ症状とはどんな病気?
Q5、水カビ病とはどんな病気?
Q6、これらの病気はどうして起きるのですか?

スーサンエースの使用方法について

Q11、飼育水100Lに対し10mlの添加とあるが、飼育水量が判らない。
Q12、薬浴の注意点や禁止事項は?(一部の観賞魚の禁止と対象動物の制限)
Q13、薬浴中に餌を与えても良いですか?
Q14、薬浴時間について教えて下さい。
Q15、(薬浴中の)青色が消えてしまうのは?
Q16、交換した水量の分にだけ、薬を添加すれば良いのですか?

最新情報

Q21、一緒に飼っているエビだけが死んでしまったが?
Q22、(ジュータン)に付いた青色は落ちませんか?
Q23、マラカイトグリーンには発癌性の疑いがあると聞いたが?

病気についての答え

A1、寄生虫である白点病(虫)は、魚体表面に白い点状に付着している事で判断できます。またこの虫は魚の粘膜内に潜り込んで炎症を引き起こす為に、魚が突然暴れだしたり、逆に動きが鈍くなったりします。


A2、白点病を引き起こす寄生虫(成虫段階)の顕微鏡画像です。(無断転写禁止)

                   【淡水魚の魚体より離れたシスト(被嚢体)と仔虫】
            シストの中に仔虫が沢山見られる                          シストより仔虫が放出
           白点病のシスト    白点病の仔虫
               仔虫放出前のシスト               仔虫放出の瞬間


A3、白点病が効いていない(又は再発する)と言われているのは、この虫の生活史の中で薬が効き辛いステージがある為で、様子を観察しながら根気良く治療を続ければ、虫は居なくなります。用法の通りに
「1〜2日後、症状の改善が見られない場合、飼育水の交換(1/3〜半分)を行い、再度同様に添加」して下さい。また、白点病に一度掛かった魚は免疫を持つとも言われています。         BACK↑戻る

                  【白点虫の各ステージ毎の薬効と生存期間】
ステージ 魚体に寄生中の成虫 魚体より離れたシスト 仔虫 魚体付着直後の成虫
薬効 ×
淡水魚 7日 1日 1〜2日 -
海水魚 3日 7(4〜14)日 1〜2日 -
注)シストとは被嚢体の事です。また厳密には魚体より離れてトーモント→シスト→トーマイト→セロント(仔虫)→トロホント(成虫)をくり返すサイクルです。淡水の場合の寄生虫はイクチオフチリウス・ムルチフィルス、海水の場合はクリフ°トカリオン・イリタンスで同じ繊毛虫ですが種類が違います。
また海水のシストで(4〜14)日としたのは、シスト前後の厳密なステージを含めた場合で、海水魚の方が効きが弱いと言われる理由が此処にあります。


A4、尾ぐされ症状は、通常言われるカラムナリスという細菌が原因となります。主に淡水魚の尾鰭(尾ぐされ)以外の各鰭、鰓、皮膚などスレが置きやすい部分にも発生し、この細菌に感染した部位は白く溶けた症状を現します。

                    【尾ぐされ症状=カラムナリス菌】
        集落(コロニー)を形成                   沢山の長桿菌が集落を形成
        尾ぐされ症状を示すカラムナリス菌   カラムナリス菌を拡大(無断転写禁止)
        鰭に集落を形成したカラムナリス菌   約400倍 各々の長桿菌が蠢く


A5、水カビ病は主に淡水魚に発生し、その種類が細かく分類されていますが、症状が白い綿毛状というところは同じです。そしてこの綿毛状を目視観察することで、尾ぐされ症状等との違いが判ります。また水カビという真菌の類は自然界に通常どこにでも存在していて、スレ・傷や、他の病気による2次的感染での発生が多いようです。                                        BACK↑戻る

                    【水カビ病の菌糸】
         白い綿毛に見える1本々々                水カビ菌の先端には胞子が沢山ある
       水カビ病を示す水カビの菌糸   水カビ病の菌糸を拡大(無断転写禁止)


A6、一般に掛かりやすいこれら白点病・尾ぐされ症状・水カビ病などの病気は、外部からの新しい魚(水・水草・自然物)などの追加によって病気が持ち込まれた時や、水槽の水の入れ替え時、春秋の水温変化が著しい時などの環境変化によって、魚がストレスを持っている時に現れてしまいます。 BACK↑戻る


スーサンエースの使用法について

A11、一般的な規格水槽はボトル側面に記載してます。
・規格外の水槽は幅、奥行き、水深をcmで掛けて、1000で割った数字が水量(L)。
この水量÷10が添加規定量です。
・10L以下の小型水槽の場合は、スーサンエース2滴で水槽1L分として計算してください。
(付属計量カップを添えて滴下)
・不定形で大型の池などでは、一度飼育水を空にして飼育水量を求めておく必要があります。この場合例えば20Lバケツ何杯だから何Lの池であるという方法の他に、蛇口で流量をあらかじめ一定にして(1分で20Lバケツ一杯)、池の満水時間から計算する方法もあります。
(例えば10分で満水となれば、10×20L=200L)
・また付属計量カップには1〜10mlの目盛の他に、5・10の数字が記入しておりますが、これらが細かくて判別が難しい方はスーサンエースの付属計量カップ1杯(満杯)が12ml、その半分量が6ml(60L用)として慎重に薬浴下さい。


A12、初めてのご使用の際には、ボトル側面の使用上の注意をご一読下さい。
・誤って飲み込んだ場合は、ウガイをしてから医者の診察を受けて下さい。
・皮膚や眼に付着した場合には、直ちに水洗いをして下さい。水洗いの処置が早ければ早いほど、色が落ちるのが早いです。
・スーサンエースはあくまで魚を対象とした薬ですが、混在飼育中の古代魚(肺魚など)、ナマズ、貝類、イソギンチャク類は、それらを隔離(別水槽に移して)した上でのご使用をお願います。
・薬浴に際して、水質安定剤との併用や他薬との併用は禁止願います。
また殺菌灯やプロテインスキマーなどの器具類は一時停止の上薬浴願います(ろ過剤や活性炭も薬を吸着しますので、最小限のエアレーションのみをお薦めします)。               BACK↑戻る

                 【対象動物に対する制限一覧】
古代魚・ナマズ等 エビ・カニ イソギンチャク類 貝類 水草
原則 禁止 安心 禁止 禁止 安心
対応 隔離か、慎重に1/3量 慎重 隔離 隔離 規定量


A13、薬浴時には出来るだけお控え下さい。薬の作用で餌を食べ辛くなり、その残餌により飼育水の悪化を招きかねませんので、薬浴した翌日からの給餌をお薦めします。


A14、薬浴しますと水槽の水は薄い青色になります。この青色が続く間が薬効時間の目安となり、一定の濃度で薬浴しても各水槽の条件によって色が消える時間が違います。
 通常エアレーションのみですと1日、ろ過剤などを併用しておりますと3時間程度で色が無くなり効力も無くなります。これは短時間で有効な薬効を示すスーサンエース(=マラカイトグリーン水溶液)の特徴でもあり、出来るだけ長く薬浴することをお薦めします。


A15、薬剤の青色が消えてしまうのは、還元により別の物質なるからです。またある薬品を添加しますと色がある程度戻ることから、あくまで別の物質に変化しただけという事になりますので、仮に一度の薬浴で治らなかった場合には半分〜1/3量の水替えを薦めています。
 またこの他に、不純物の混入した水(水道水や飼育水等)、紫外線などでも退色が起きる事が実験して判っていて、スーサンエースの様な飛出しノズル方式(混入防止)・黒ボトル(遮光)を採用しました。


A16、症状の改善が見られない場合には、飼育水の交換(1/3〜1/2)を行ないますが、その時のスーサンエースの規定量は、交換した水の量を含めた全水槽の水量に対し、規定量を添加して下さい。
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最新情報

A21、「エビだけが死んでしまった」というお問い合わせがあり、色々調査した情報です。
 淡水魚飼育のお客様が、病気は治ったけど一緒に飼育している沼エビが死んでしまった。とのお話があり、詳細を訊ねていく内に原因が判ったケースです。それは病気を治している最中に、室内の掃除とゴキブリ退治を行なったのが問題でした。最近のゴキブリ退治には煙状の薬で部屋内を隅々まで駆虫するというものがあり、そこの注意書きにも示されています。広義にはエビもゴキブリも節足動物という仲間です。ゴキブリを殺す目的の薬が、エアレーションを通して水中へ薬が入ったのでしょう。飼育していない別の部屋から煙が混入した様ですので、エビ・カニを飼育中の方はくれぐれも注意が必要です。
 因みに、スーサンエースは魚に対しての薬で、本来はそれ以外の生物に対しては原則扱ってはならぬ薬です。しかし混在飼育の水草を枯らす事も無く、試験した沼エビやビーシュリンプは添加時に過敏反応を示しますが、規定量で死んだ事はありません。またミナミ沼エビの鰓に付着した水カビを治したケースもありますが、つまりは混在飼育の場合、飼育者の判断で、慎重に薬浴をお願いしてます。


A22、元々染料にも扱われていたマラカイトグリーンは、服やジュータンに一度染込むと落ち辛くなります。まずは多量の水で洗い流して下さい。洗うことが出来ない場合は、水を含ませたティッシュや布でたたいて落としてください。これらの対処が早いほど落ち易いです。
 また染み付いて乾いてしまった時や、上記方法よりも更に色を落としたい場合は酸を利用します。ご家庭にある安全な酸といえば、お酢(酢酸)がありますが、同時に酸の影響で、本来の素材の脱色を引き起こしかねないので注意が必要です。


A23、一般的にマラカイトグリーン製剤は実験動物において、発癌性や遺伝毒性が否定できないという評価がありますが、仮に観賞魚に蓄積されたとしても食材の対象ではないので、人体の口には入りません。スーサンエースは観賞魚に限って動物用医薬品として認められている安全な治療薬です。


ご質問メールについて

 スーサンエースのお取扱い方法や、病気の質問には、出来る限りメールで対応させて戴いております。
恐れ入りますが、ご購入店名、製造番号(ボトル側面に記載)の他、治療の魚種、病気の状態などをメールに記載下さります様お願いします。

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